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TOP子らのこともしママが死んだら

もしママが死んだら
夕飯の時、何故だったか、人は死んだらどうなるかという話題になった。

こども達は去年曾祖母を亡くし人の死というものに触れている。
それ以来、ドラマや本で死をイメージする場面に遭遇するたびに、
人間の生と死について質問してくるようになった。


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しかしあれですよ、死というものを説明するって難しいじゃない?
実家は信仰が厚くなかったから宗教にある命の在り方など学んでいなくて
自分でもよく判っていないんだもの(;´д⊂)

身近な者の死を通し子ども達は死生観という壮大なテーマに踏み入るが、
とっかかりは“死を通して生を理解するための一歩”というより
いずれ自分や肉親が迎えるであろう“死”に対する恐怖心を追い払うために
「死=人生のゴール 楽しい別世界への入り口」という穏やかなイメージを
与えて欲しくて彷徨っているといったところだと、私はおもう。

そんな子ども達に「人は死んだらどうなるの。」と聞かれた時の苦し紛れの答えはこうだった。

人は死んで古い肉体(からだ)での役目を終え、魂だけが次のステージへ行く。
次のステージとは天国で、そこでは、新品の肉体を貰うことができる。
人は現世では生まれ持った能力の30%しか使えていないが(←北斗の拳説)
天国では、潜在能力の全てと、体験値の全てが100%発揮できるのだ。


しかしこんな説明が子ども達にわかる訳がない。
そりゃそうだ、話している本人だって(意味不明すぎる)って思ってるし

もう一度、言葉を変えて説明する。

“西の魔女は死んだ”って映画で言ってたよね。「魂の脱出大成功!」って。
人は死んだら、魂だけ体から上手く抜け出して天国へ向かうの。
そこでは、出来そうで出来なかった二重とびも出来るし、
難しくて挫折したピアノの曲も弾けるんだよね。
大おばあちゃんは天国では車椅子に乗らなくてもいいの。猛ダッシュで走れるんだよ。


みんなで、大おばあちゃんが猛ダッシュで走っているところを想像して一瞬和んだが
重いテーマから早く逃れたいという母親の意に反して、
そこから「もしママが死んだら・・・」という話になってしまう。

つまり、ママが死んだら次のステージにいるから。
でもそこは、誰でもみんな順番に来るんだからまた会えるってわけ。


アイは天国という場所での生活を想像しようとして、質問を続ける。

大おばあちゃんの棺には、大切にしていた鞠(まり)を入れてたよね。
大切なものは天国に持って行けるんだよね?ママは何を持って行くの?

そうだね、じゃあもしママが死んだら、棺の中に
アイとアールからの手紙と、家族写真と、たくさんのお花と、
グレン・グールドのバッハのCDと、エビスのビールを入れてね。


と言うと、アイはビールのところで少し笑い、明るく「わかったよ」と答えたが、
横でずっと黙ってご飯を食べていた4歳のアールは、お茶碗を下ろすと
「もうこんな話やめようよ…」と言って泣き出した。

ありゃりゃ…。
焦った私は、助けを求めようとアイを見た。すると
平気だと思っていたアイも、弱い笑みを浮かべながら鼻を赤くして目の涙を拭っていた。


いい加減な性格の私はシリアスな話が苦手で、
話の途中でふざけた言葉を交え緊張をほぐそうとする癖があって
場合によっては不謹慎だとひんしゅくを買う。

今回の大おばあちゃんの「猛ダッシュ」や、棺に入れる宝物の「エビスビール」も
子ども達の緊張をほぐそうと咄嗟に出てしまった弛緩ワードだったのだけれど
テーマが深刻すぎて全然効果がなかった。

今までにも何度か子ども達と死について話し合ったけれど、どうにも苦手だ。

子ども達に生と死について説明する自信がないから苦手、
つまりは死への恐怖を自分自身拭えていない、ということもあるが、
一番の理由は、自分も家族と別れる日を想像して悲しくなってしまうからなんだと思う。


愛するグールドのバッハ。

Gould: Bach Prelude & Fugue No 20 in A minor, BWV 889



   

Gould:Bach Prelude in G major, BWV 902, a1




『新世紀エヴァンゲリオン』でカヲルは言った。
「生と死は等価値なんだ、僕にとってはね。自らの死、それが唯一の絶対的自由なんだよ。」
当時この言葉から深読みしすぎて脳内がカオスに…懐かしい。


こんなまとまりのない日記を最後まで読んでくださった方、ありがとう。


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